幹事・里中です。
本日は、20店舗以上もの飲食店を経営されている社長のお話。
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自分は、倫理法人会で得た事を元に以下の実践を行っている。
・早起き
これは朝早い時間に起きるのではなく、目が覚めたらさっと起きると言う事。
これは即実践、と言うことにつながり、全てに応用できることだ。
そして、会社のために考え、実践したこと。
・社員への心配り
倫理法人会に入ったのは、最初「職場の教養」が欲しかったから。
沢山の学べる、ためになることが載っているこの冊子がほしくて、そのうち自分の会社オリジナルの「職場の教養」を作りたいと思い始めた。というのも、会社が50周年を迎えた時に社長に就任し、自分で3代目。
会社の理念や思いをより深く強く社員と共有したいと思い、そのためには毎朝皆で読めるような冊子にして理念等を読みたいと思ったから。
だがそんな冊子はつまらないし、そもそも読みたくないだろうと思い、あきらめた。
・会社を事業継承し、永続的に繁栄させる
訪れたお客様にまた来てもらえる店づくりを進めた。
・社長に直接届く「ご意見ハガキ」の設置
日に30件程度は返ってきて、その要望意見に対し返信を書き、改善すべき点は改善。
・子供用箸の設置、箸袋にオリジナルメッセージ印刷
子供に箸で食べさせたいという親が多く、箸を設置した。
そして箸袋にオリジナルメッセージを印刷するサービスもスタート。法要や祝いの席に合わせて変えた。
・誕生日サービスの工夫
テーブルに子供向け塗り絵を用意し、塗ってもらい、同時に顧客情報も記入いただく。誕生日月にその塗り絵葉書をそのままサービスチケットとして郵送するシステムに。多い店で月に250件ほどの返りがあった。
さらに、あえてマニュアル化せず社員が気づいたことを率先してどんどんやってもらうようにした。
これらのサービスは、「カスタマーデライト」運動と呼び、やがて「花一輪運動」と呼び名を変え、同時に5ヶ条も策定。
その時思いつく。
日々社員がお客様に対し行っているこの花一輪運動、そしてその時起きたエピソードなどを文章にして社員に配信しよう。
これが途中であきらめた自社版オリジナル・職場の教養になる、と。
と言うことで、毎週火曜・金曜に「感動の花一輪」というタイトルで社員に配信してから今年で10年目になる。
その編集は、実際にそのエピソードを持つ社員と社長の二人で話し合いながら作ることで、より社長・社員間の距離も縮まりそれがまた良い関係を作れることにもなる。
社員はお客様のために、花一輪(心)を添えてサービスを行い、社長は社員のために花一輪(心)を添えて接する。
だが世の中はすぐ心を濁らせる。心を綺麗に濁らせないように、きれいに澄んでいる心になれる職場を目指したい。
それが社長の仕事なのだ。
心も言葉も、濁ると悪いものに変わってしまうから。。
徳(とく)が濁れば、毒(どく)になり
意思(いし)が濁れば、意地(いじ)になり
勘(かん)が濁れば、癌(がん)になり
ハートが濁れば、ハードになり
エコが濁れば、エゴになる
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創意工夫に溢れていながらも、その根底には社員を大切にする心がある。
これは社員に対してのみならず、どんな関係性にも応用できると感じました。
つまり相手の心、気持ちをちゃんと考えている、ということに尽きる気がします。

本日は、20店舗以上もの飲食店を経営されている社長のお話。
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自分は、倫理法人会で得た事を元に以下の実践を行っている。
・早起き
これは朝早い時間に起きるのではなく、目が覚めたらさっと起きると言う事。
これは即実践、と言うことにつながり、全てに応用できることだ。
そして、会社のために考え、実践したこと。
・社員への心配り
倫理法人会に入ったのは、最初「職場の教養」が欲しかったから。
沢山の学べる、ためになることが載っているこの冊子がほしくて、そのうち自分の会社オリジナルの「職場の教養」を作りたいと思い始めた。というのも、会社が50周年を迎えた時に社長に就任し、自分で3代目。
会社の理念や思いをより深く強く社員と共有したいと思い、そのためには毎朝皆で読めるような冊子にして理念等を読みたいと思ったから。
だがそんな冊子はつまらないし、そもそも読みたくないだろうと思い、あきらめた。
・会社を事業継承し、永続的に繁栄させる
訪れたお客様にまた来てもらえる店づくりを進めた。
・社長に直接届く「ご意見ハガキ」の設置
日に30件程度は返ってきて、その要望意見に対し返信を書き、改善すべき点は改善。
・子供用箸の設置、箸袋にオリジナルメッセージ印刷
子供に箸で食べさせたいという親が多く、箸を設置した。
そして箸袋にオリジナルメッセージを印刷するサービスもスタート。法要や祝いの席に合わせて変えた。
・誕生日サービスの工夫
テーブルに子供向け塗り絵を用意し、塗ってもらい、同時に顧客情報も記入いただく。誕生日月にその塗り絵葉書をそのままサービスチケットとして郵送するシステムに。多い店で月に250件ほどの返りがあった。
さらに、あえてマニュアル化せず社員が気づいたことを率先してどんどんやってもらうようにした。
これらのサービスは、「カスタマーデライト」運動と呼び、やがて「花一輪運動」と呼び名を変え、同時に5ヶ条も策定。
その時思いつく。
日々社員がお客様に対し行っているこの花一輪運動、そしてその時起きたエピソードなどを文章にして社員に配信しよう。
これが途中であきらめた自社版オリジナル・職場の教養になる、と。
と言うことで、毎週火曜・金曜に「感動の花一輪」というタイトルで社員に配信してから今年で10年目になる。
その編集は、実際にそのエピソードを持つ社員と社長の二人で話し合いながら作ることで、より社長・社員間の距離も縮まりそれがまた良い関係を作れることにもなる。
社員はお客様のために、花一輪(心)を添えてサービスを行い、社長は社員のために花一輪(心)を添えて接する。
だが世の中はすぐ心を濁らせる。心を綺麗に濁らせないように、きれいに澄んでいる心になれる職場を目指したい。
それが社長の仕事なのだ。
心も言葉も、濁ると悪いものに変わってしまうから。。
徳(とく)が濁れば、毒(どく)になり
意思(いし)が濁れば、意地(いじ)になり
勘(かん)が濁れば、癌(がん)になり
ハートが濁れば、ハードになり
エコが濁れば、エゴになる
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創意工夫に溢れていながらも、その根底には社員を大切にする心がある。
これは社員に対してのみならず、どんな関係性にも応用できると感じました。
つまり相手の心、気持ちをちゃんと考えている、ということに尽きる気がします。
