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富士研修所での学び〜苦難福門

幹事・里中です。
本日は、これまたいつもお世話になっている建築会社社長のお話・・・

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浜松市曳馬町生まれ。
教育熱心な呉服屋の娘である母親と、酒乱だが建築家としての腕に長けていた父親の間に長男として生まれ、今年で65歳。
今は他界したが母親のおかげでオルガン、絵画、学習塾に通わせていただき、英才教育を受けてきたように思う。
91歳、要介護状態の父親はかつて酒乱ぶりも激しく、警察にも2回お世話になったが、描く図面も文字も綺麗で指導者としても一目置かれていた。
が、自分が21歳の時に事業に失敗。大きな債権を抱えることになり、黒塗りの車が家に来て怖い思いをしたこともあった。
父親は事業を諦め勤めに出ていた。
実家の経済状態を知ってはいたが仕送りはしてくれていた。が、大学1年でも昼から酒、麻雀の日々に
「こんなことではだめだ」
と、生活を強制リセットしたい衝動にかられ少林寺拳法の門を叩いた。丸坊主になり頬もこけてシュッとした自分の顔を見て驚いた母の驚きっぷりを今でも覚えている。


建築系大学を卒業したにもかかわらず建築士の資格もなく、将来への希望も特になくサラリーマンとして働いていた。
そんな26歳の時、海外派遣の記事を目にし、静岡県代表で中国へ有効使節団として赴く。リーダーとしても認められ、現地の若者とも交流した。そしてこれがきっかけで妻と出会い29歳で結婚。
32歳でサラリーマンと決別、建築会社を起業。建築会社を諦めた父親だったので地盤があったわけでもなく、2代目としてはゼロからのスタートだった。昼に小さな営繕工事で食いつなぎ、夜はひたすら資格取得のために勤しみ、漸く少しずつ建築会社らしくなっていった。
子供達も全員社会に出て、家族を持ち元気に暮らしている。

趣味の釣り(船)もストレス解消に大いに役立っていると同時に、危機を察知・遭遇した際の”諦めること”も学んだ。
時に沖に出ると生死の危機を感じることがあり、判断が遅いと命の危険になる場合も。速攻・即止の即止の動きは釣りで実践していたように思う。



富士研修所への研修は今年コロナで中止となったが、過去5回の研修を経てそこから得たことはたくさんある。

<滝行>
<実践訓練(掃除)>
<オリエンテーション>
<栞探究講座>
<純粋倫理と倫理経営>
<挨拶実習>
<食事の作法>


を通じて様々な学び、最終的に3つの大きな学びのポイントを得た。

○自照清坐(じしょうせいざ)
心を澄み渡らせ、無となり静かに坐す。
○心の宝
心の中にあるろうそくの灯(=宝)を見出す。
○命の遡源(そげん)
生い立ち、現状の艱難辛苦を全てさらけ出し、自分の源へ思いを馳せる。

>(筆者注※詳細は是非入会後体験ください)


これらの富士研修や倫理での学びを経て、「苦難福門」という言葉が去来する。
生活の不自然さ、心の歪みの写す危険信号である苦難を知り、それににっこり笑って取り組む。すると目の前の黒幕が開けるとその奥には明るい幸福の舞台が用意されているのだ。

まだまだ自分は発展途上。これからも様々な学びを得て、次へつなげていく行動をとりたいと思う。


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いつも明るく元気で返事も大きな社長さん。
そばにいるだけで元気をもらえる、そんな存在です。
”心の道場”である全国の倫理法人会、その「総本山」が富士研修所です。
そこで得た様々な学び、気付きを振り返っていただきながら、自分のルーツも面白くお話していただきました。
富士研、いつか行ってみようかなと、誰しもが思えるくらい素晴らしいお話でした。
ありがとうございました。

富士研修所での学び〜苦難福門



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