【雨の日の光景】
ほっこりする出来事がありましたので聞いてください。
事務所前の道路は、小学生の通学路になっています。
新一年生は、新調した大きなランドセルを背負って通学しています。
一年生は、下校の際は、上級生の2年生。3年生と共に通学路を
帰っていく小学校のルールがあるようです。
その日は、ぱらぱらと雨が降り続き、子供たちの騒ぐ声が事務所内に
居ても、聞こえる状況にありました。
４～５人が集まり、事務所の玄関ポーチで何か騒いでいます。
たぶん、新１年生が、トイレに行きたくなり騒いでいるんだろうと
玄関ポーチまで、行ってみました。すると１年生の女の子が、泣いています。
どうしたの。トイレだったら、こっちに来て、使っていっていいよ。
声掛けしてみました。
首を横に振っています。どうしたのと、問うと。
理由が解りました。ピンク色した子供用の傘の骨が折れてしまい、
傘が上手く開かない。そのことで困って、泣いていました。
寄り添う２年生３年生の男の子は、泣いている女の子を助けようと、
事務所に救いを求めに来たことが解りました。
幼子同士が、新一年生の女の子の為に、何とかしたいとの思いで、
みんなで、事務所に飛び込み、おじちゃん。何とかならない。？
救いを求めてきたのでした。
そうか。それは大変だ。おじちゃんの傘を貸してあげるから、これを
もっていきなさいと、女の子に手渡すと、女の子は、首を横に振り、拒否しています。
駄目なの？。聞いてみると。うん。大きすぎる。・・・・・。
自分の傘が良いのと、相変わらず、泣きじゃくっています。さぁ困ったどうしよう。・・・
とっさに考え付いたのは、折れた傘の骨を修復すること。考えました。
応急処置です。台所にあった割り箸を使い、セロファンテープを巻き付け
どうにか、女の子に満足してもらう程度に、修復が出来、女の子に傘を開いてもらい、
状況を聞いてみました。下を見て、、、うん。とうなずいています。
涙が止まったようでした。
微笑ましいのは、その様子を上級生の子たちが〇〇ちゃん良かったね。これで
家に帰れるね。自分事の様に喜んで、女の子を囲んで、みんなこちらに向いて、お辞儀を
し始めました。皆が喜んでくれました。
おじちゃんありがとう。皆が喜んで、自宅方向に、帰っていきました。
微笑ましい子供たちの助け合いの姿に、こちらが、ぐぐっと来てしまいました。
これで、良かったよしよし。これで話は終わりですが、この後の話しが続きました。
素晴らしい出来事の後、また感動してしまう出来事が起きました。
事務所での作業も終え、そろそろ戸締りをしようとしていたところ、
ピンポンとチャイムの音が鳴り、小さな女の子と女の子のお母さんが、
お礼にと、お菓子を持って、お礼に来てくれました。ええっと。正直驚きました。
簡単な傘の修理をしただけですが。・・・・
どうやら、小さな小学一年生の女の子にとって、大切な傘が壊れてしまい、
どうしようもないところで応急手当の修理をしてもらったことが、よほど
嬉しかったのでしょう。母親に、しっかり報告したようです。
話しを聞いてお母さまが、出向いて、お礼をしたくなったと、わざわざ事務所までお菓子を
持ってお礼に来てくれました。
お礼に来てくれたお母さまの対応には、こちらが感動してしまいました。・・・・・。
翌日の事。後日談ですが、お母さんは、寄り添ってくれた女の子の上級生宅にも、
お礼のご挨拶に出向いて、しっかりとお礼を述べて廻られたようでした。
近年、ご近所付き合いが、薄れてきている今日この頃。子供たちの対応で、
大人の立場の人間が子供たちから、何か教えられたようで、何か胸が熱くなりました。
思いやりの気持ちは、いつ何時でも、人の心を動かす。
まだ浅はかな行動しかとれていない自分に一本の矢を打ち込まれたような強烈な教訓を
学びました。とても貴重な体験をしたと思います。
女の子にとっては、貴重な体験。手を差し伸べた側が、より多くの教訓を学ぶことが
出来ました。感謝です。
浜松市東倫理法人会 リンクとなります。
https://lit.link/higashi100
浜松市東倫理法人会 瀧口 繁
ほっこりする出来事がありましたので聞いてください。
事務所前の道路は、小学生の通学路になっています。
新一年生は、新調した大きなランドセルを背負って通学しています。
一年生は、下校の際は、上級生の2年生。3年生と共に通学路を
帰っていく小学校のルールがあるようです。
その日は、ぱらぱらと雨が降り続き、子供たちの騒ぐ声が事務所内に
居ても、聞こえる状況にありました。
４～５人が集まり、事務所の玄関ポーチで何か騒いでいます。
たぶん、新１年生が、トイレに行きたくなり騒いでいるんだろうと
玄関ポーチまで、行ってみました。すると１年生の女の子が、泣いています。
どうしたの。トイレだったら、こっちに来て、使っていっていいよ。
声掛けしてみました。
首を横に振っています。どうしたのと、問うと。
理由が解りました。ピンク色した子供用の傘の骨が折れてしまい、
傘が上手く開かない。そのことで困って、泣いていました。
寄り添う２年生３年生の男の子は、泣いている女の子を助けようと、
事務所に救いを求めに来たことが解りました。
幼子同士が、新一年生の女の子の為に、何とかしたいとの思いで、
みんなで、事務所に飛び込み、おじちゃん。何とかならない。？
救いを求めてきたのでした。
そうか。それは大変だ。おじちゃんの傘を貸してあげるから、これを
もっていきなさいと、女の子に手渡すと、女の子は、首を横に振り、拒否しています。
駄目なの？。聞いてみると。うん。大きすぎる。・・・・・。
自分の傘が良いのと、相変わらず、泣きじゃくっています。さぁ困ったどうしよう。・・・
とっさに考え付いたのは、折れた傘の骨を修復すること。考えました。
応急処置です。台所にあった割り箸を使い、セロファンテープを巻き付け
どうにか、女の子に満足してもらう程度に、修復が出来、女の子に傘を開いてもらい、
状況を聞いてみました。下を見て、、、うん。とうなずいています。
涙が止まったようでした。
微笑ましいのは、その様子を上級生の子たちが〇〇ちゃん良かったね。これで
家に帰れるね。自分事の様に喜んで、女の子を囲んで、みんなこちらに向いて、お辞儀を
し始めました。皆が喜んでくれました。
おじちゃんありがとう。皆が喜んで、自宅方向に、帰っていきました。
微笑ましい子供たちの助け合いの姿に、こちらが、ぐぐっと来てしまいました。
これで、良かったよしよし。これで話は終わりですが、この後の話しが続きました。
素晴らしい出来事の後、また感動してしまう出来事が起きました。
事務所での作業も終え、そろそろ戸締りをしようとしていたところ、
ピンポンとチャイムの音が鳴り、小さな女の子と女の子のお母さんが、
お礼にと、お菓子を持って、お礼に来てくれました。ええっと。正直驚きました。
簡単な傘の修理をしただけですが。・・・・
どうやら、小さな小学一年生の女の子にとって、大切な傘が壊れてしまい、
どうしようもないところで応急手当の修理をしてもらったことが、よほど
嬉しかったのでしょう。母親に、しっかり報告したようです。
話しを聞いてお母さまが、出向いて、お礼をしたくなったと、わざわざ事務所までお菓子を
持ってお礼に来てくれました。
お礼に来てくれたお母さまの対応には、こちらが感動してしまいました。・・・・・。
翌日の事。後日談ですが、お母さんは、寄り添ってくれた女の子の上級生宅にも、
お礼のご挨拶に出向いて、しっかりとお礼を述べて廻られたようでした。
近年、ご近所付き合いが、薄れてきている今日この頃。子供たちの対応で、
大人の立場の人間が子供たちから、何か教えられたようで、何か胸が熱くなりました。
思いやりの気持ちは、いつ何時でも、人の心を動かす。
まだ浅はかな行動しかとれていない自分に一本の矢を打ち込まれたような強烈な教訓を
学びました。とても貴重な体験をしたと思います。
女の子にとっては、貴重な体験。手を差し伸べた側が、より多くの教訓を学ぶことが
出来ました。感謝です。
浜松市東倫理法人会 リンクとなります。
https://lit.link/higashi100
浜松市東倫理法人会 瀧口 繁
