幹事・里中です。
本日は、元・保育士の経歴を持つ、とある女性のお話。。
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10年前の3.11(今日)。東日本大震災が起きた。
家は農業設備関係の特殊な仕事をしている関係で、東北の農業復興に尽力したい気持ちでいたが、国も含めいまだに農業復興への道筋はたっていない現状で、ここまでは車でこれるがこの先は徒歩でないといけない等々、何も力になれない状況にとても歯痒い思いをしている。
会社は夫が社長を継ぎ、自分は結婚を機に経理の担当に。
その特殊さゆえに、競合もほぼいない状態。
幼少期から体が弱く、小学校までは休みがちだった。
中学に入って少しずつ体も育ってきたが、いざ就活、保育士の資格を取得して保育士になるべく検診を受けた時、医師に言われた一言
「死ぬよ?」
白血球の数値が悪いらしく、子供達が多い激務でもある保育士は抵抗力の低いあなたには無理でしょうと言うことだった。が、元々”我”の強い性格上あきらめるでもなく、元気な子供達といれば体も元気になるよ!と、保育士を頑張った。
結婚を機に夫の会社で経理担当を始めた。
夫とは、会話がない(笑)。
犬を飼っており、その犬を通じてコミュニケーションをしようと努力しているが夫は単語しか喋らず文章を喋らない。。
一度、それでも会話しようと試みたら、仕事(会社)の話ばかりになってしまい、これはダメだと思いそこから夫婦の会話を家ですることがなくなってしまった。
倫理法人会には2012年に入会。
だが、実に4年=48ヶ月もの間、ほぼ冬眠状態。
月に1万円の会費だったので、50万をほぼドブに流したような4年間。つまりいるだけで何もせず何も学ばず・・・
5年ほどたった時に、「副専任幹事」の役を仰せつかったが、それもだらだらとやっていた。
だが、倫理法人会のあるイベント準備の時に、一生懸命準備に奔走している人の姿を見て、あまりにも一生懸命走っていたのでさすがに居たたまれなくなって
「何かお手伝いできることありますか?」
と話したことがきっかけで、倫理への取り組み方、心の向き方が変わってきた。
そして4年前に「事務長」という役についた。
そして事務長になってからの4年間は実に1度もモーニングセミナーを休んでいない。
実は18年間、苦しんでいるもの。
「パニック障害」を持っていた。
今でも完治しているわけでもないし、いつどこで発作が出るか不安でもある。
(https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_panic.html)
倫理法人会に入った時も、自宅から会場に車で来ることも躊躇していた。
「死ぬかもしれない」という例えようのない恐怖感が突然前触れもなく襲いかかり、高速道路に乗っている時だってドアを開けて飛び出したくなる衝動にかられるのに。
だがそれも、モーニングセミナーに休まず出て、様々な人の様々な声や思い、考えを聞いていくうちに不思議と不安が軽減されていくのを感じた。
事務長というお役目を頂いたことで、まわりや自分の組織を客観的に見る視点を持つこともできた。
そして倫理法人会の役職者メンバーたちと、同じ目的・目標に向かって動いていくと言うことの素晴らしさを知り、それがまた自分の精神的・身体的向上、そして健康面に大きく影響しているように思う。
元々「我」が強く、自分が納得いかないことには当たり、その人を攻撃していた自分だったが、それも学んでいくうちに我が抑えられ、人の気持ちを考えるようになっていった。
会話のなかった夫とも、単語しか喋らず文章を喋らない夫ともw、どうやって会話を楽しんで行こうか「模索することを楽しもう」という気持ちに切り替えることができた。
倫理法人会に入会した結果、4年もの間何もしなかった、何も学ばなかった自分が、不安だったパニック障害も自分で「大丈夫だよ」と心を落ち着かせ、コントロールできるほどにまでなってきた今、ゴルフにもハマり、エンジョイしている。
気づけば倫理法人会は自分にとっての
「心と体の万能薬」
だったことに気づけた。
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パニック障害は年々増えており、いかに現代が高ストレス社会かということを表しています。
そしてその辛さはなった本人にしかわからない。閉じ込められる空間(電車、車、飛行機等)がダメだったり
急激な発作に精神的に参ってしまう方も多いと聞きます。
が、そんなことを微塵も感じさせない明るさ、そして時折保育士ならではの身振り手振りを感じる動きに、
幼稚園児に戻った気分で拝聴しておりました。
倫理法人会は、人にとっては心をパニック障害からも癒すほどのパワーがある。
いいお話でした。

本日は、元・保育士の経歴を持つ、とある女性のお話。。
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10年前の3.11(今日)。東日本大震災が起きた。
家は農業設備関係の特殊な仕事をしている関係で、東北の農業復興に尽力したい気持ちでいたが、国も含めいまだに農業復興への道筋はたっていない現状で、ここまでは車でこれるがこの先は徒歩でないといけない等々、何も力になれない状況にとても歯痒い思いをしている。
会社は夫が社長を継ぎ、自分は結婚を機に経理の担当に。
その特殊さゆえに、競合もほぼいない状態。
幼少期から体が弱く、小学校までは休みがちだった。
中学に入って少しずつ体も育ってきたが、いざ就活、保育士の資格を取得して保育士になるべく検診を受けた時、医師に言われた一言
「死ぬよ?」
白血球の数値が悪いらしく、子供達が多い激務でもある保育士は抵抗力の低いあなたには無理でしょうと言うことだった。が、元々”我”の強い性格上あきらめるでもなく、元気な子供達といれば体も元気になるよ!と、保育士を頑張った。
結婚を機に夫の会社で経理担当を始めた。
夫とは、会話がない(笑)。
犬を飼っており、その犬を通じてコミュニケーションをしようと努力しているが夫は単語しか喋らず文章を喋らない。。
一度、それでも会話しようと試みたら、仕事(会社)の話ばかりになってしまい、これはダメだと思いそこから夫婦の会話を家ですることがなくなってしまった。
倫理法人会には2012年に入会。
だが、実に4年=48ヶ月もの間、ほぼ冬眠状態。
月に1万円の会費だったので、50万をほぼドブに流したような4年間。つまりいるだけで何もせず何も学ばず・・・
5年ほどたった時に、「副専任幹事」の役を仰せつかったが、それもだらだらとやっていた。
だが、倫理法人会のあるイベント準備の時に、一生懸命準備に奔走している人の姿を見て、あまりにも一生懸命走っていたのでさすがに居たたまれなくなって
「何かお手伝いできることありますか?」
と話したことがきっかけで、倫理への取り組み方、心の向き方が変わってきた。
そして4年前に「事務長」という役についた。
そして事務長になってからの4年間は実に1度もモーニングセミナーを休んでいない。
実は18年間、苦しんでいるもの。
「パニック障害」を持っていた。
今でも完治しているわけでもないし、いつどこで発作が出るか不安でもある。
(https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_panic.html)
倫理法人会に入った時も、自宅から会場に車で来ることも躊躇していた。
「死ぬかもしれない」という例えようのない恐怖感が突然前触れもなく襲いかかり、高速道路に乗っている時だってドアを開けて飛び出したくなる衝動にかられるのに。
だがそれも、モーニングセミナーに休まず出て、様々な人の様々な声や思い、考えを聞いていくうちに不思議と不安が軽減されていくのを感じた。
事務長というお役目を頂いたことで、まわりや自分の組織を客観的に見る視点を持つこともできた。
そして倫理法人会の役職者メンバーたちと、同じ目的・目標に向かって動いていくと言うことの素晴らしさを知り、それがまた自分の精神的・身体的向上、そして健康面に大きく影響しているように思う。
元々「我」が強く、自分が納得いかないことには当たり、その人を攻撃していた自分だったが、それも学んでいくうちに我が抑えられ、人の気持ちを考えるようになっていった。
会話のなかった夫とも、単語しか喋らず文章を喋らない夫ともw、どうやって会話を楽しんで行こうか「模索することを楽しもう」という気持ちに切り替えることができた。
倫理法人会に入会した結果、4年もの間何もしなかった、何も学ばなかった自分が、不安だったパニック障害も自分で「大丈夫だよ」と心を落ち着かせ、コントロールできるほどにまでなってきた今、ゴルフにもハマり、エンジョイしている。
気づけば倫理法人会は自分にとっての
「心と体の万能薬」
だったことに気づけた。
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パニック障害は年々増えており、いかに現代が高ストレス社会かということを表しています。
そしてその辛さはなった本人にしかわからない。閉じ込められる空間(電車、車、飛行機等)がダメだったり
急激な発作に精神的に参ってしまう方も多いと聞きます。
が、そんなことを微塵も感じさせない明るさ、そして時折保育士ならではの身振り手振りを感じる動きに、
幼稚園児に戻った気分で拝聴しておりました。
倫理法人会は、人にとっては心をパニック障害からも癒すほどのパワーがある。
いいお話でした。
